腰痛は、歩き方を少し変えるだけで改善しますよ。
腰痛の方の歩き方をチェックすると、歩き方がスムーズではないです。
例えば、大股歩き、足をするような歩き方などはかえって悪くなります。
せっかく治療を受けても、足腰に負担のかかる歩き方をしていると腰痛になりやすいです。
では、どうしたら、あなたの歩き方は変わるのでしょうか?
そこで、今回は、足腰に負担が少ない歩き方についてご紹介します。
最も気をつけるべき点は、つま先の向きです。
人間が自然に立った状態では、つま先が60度ほど開いています。
つまり、その角度で歩くのが自然で無理のない歩き方なのです。
まず、つま先を、しっかり上げるようにして足を出します。
かかとから着地する際に、それぞれ30度ほど外側に向けることが大事です。
また前側への体重移動は、下腹を前に突き出すようにして、親指で地面を蹴って移動します。
この様に歩けば、体重は、「かかとの小指側~親指の付け根~親指の先」と移動します。
足の裏にバランスよく体重がかかると、足腰に負担が少ないスムーズな歩き方になります。
さらに、つま先を開くとヒップが引き締まります。
ヒップが引き締まると、自然と背筋が伸び、膝が伸び、歩いているとき疲れません。
その結果、腰痛の緩和、脂肪燃焼身効果、そして血行が良くなることによる肩こりの解消も期待できます。
正しい歩き方をマスターするには、自分ひとりでは難しいです。
以外と自分の歩き方は、人から指摘されないと分からないものです。
当院は、施術の後に歩き方のチェックと指導に力を入れています。
もし自分で歩き方をマスターできない方は、一度専門家ご相談されることをおすすめします。
何事も早めの対策が大事ですよ。